【春場所】若隆景が全勝高安を撃破でトップに並ぶ「とにかく一生懸命相撲に集中」ついに並んだ。大相撲春場所１１日目（２３日、大阪府立体育会館）、関脇若隆景（２７＝荒汐）が、唯一の全勝だった幕内高安（３２＝田子ノ浦）を寄り切って１０勝目（１敗）。６場所ぶりの２桁白星を挙げるととも
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ついに並んだ。
大相撲春場所１１日目（２３日、大阪府立体育会館）、関脇若隆景（２７＝荒汐）が、唯一の全勝だった幕内高安（３２＝田子ノ浦）を寄り切って１０勝目（１敗）。
６場所ぶりの２桁白星を挙げるとともに、賜杯レースのトップに並んだ。
立ち合いで頭からぶつかり、その後はもろ差しでグイグイ前に出て元大関を押し切った。
取組後は「とにかく一生懸命、相撲に集中して自分の相撲が取れている。
よかった」と充実感をにじませた。
新小結として臨んだ昨年の７月場所は５勝１０敗と苦汁をなめたが、三役復帰の今場所で躍動。
大関とりの目安とされる「三役の地位で３場所合計３３勝」の基盤ができ上がりつつある。
だが本人は「自分の相撲に集中していきたい」とだけ語り、一日一番の意識を崩さない構えだ。
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