【春場所】高安が初黒星で連勝ストップ 高田川審判長「残り勝てばいい」単独トップの座から陥落した。大相撲春場所11日目(23日、大阪府立体育会館)、唯一の全勝を守ってきた幕内高安(32=田子ノ浦)が1敗の新関脇若隆景(27=荒汐)に敗れ、初日からの連勝が10でストップ
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単独トップの座から陥落した。
大相撲春場所11日目(23日、大阪府立体育会館)、唯一の全勝を守ってきた幕内高安(32=田子ノ浦)が1敗の新関脇若隆景(27=荒汐)に敗れ、初日からの連勝が10でストップした。
過去2勝5敗と合口の悪い相手にもろ差しを許すと、一方的に寄り切られる完敗。
取組後は報道陣の取材に応じず、会場を後にした。
土俵下で審判長を務めた高田川親方(元関脇安芸乃島)は「一本でもねじ込んでほしかった。
今日は頭からいった。
ズバッと差し込んでいった方が相手も嫌だったんじゃないか」と〝作戦ミス〟を指摘する一方で「これから一日一番じゃないですか。
タイ(で並んだ)だけ。
残り勝てばいいわけですから」と残り4日間に期待。
優勝争いは高安と若隆景が1敗同士で並び、大関御嶽海(29=出羽海)と幕内琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽)が1差で追う展開。
悲願の初優勝へ向けて、気持ちを切り替えられるか。
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